個人07

DINKSで夫は自営業!どんな保険がピッタリなの?

背景
 ご相談者の宮城さん(仮名・40歳前半女性)は結婚を機に退職した。同年代のご主人とは既に同居している。今まではお互いに収入があり、ご主人は自営業できっかけがなかったと言うこともあり保険はほとんど無加入。
 出産の予定はなく、宮城さんも近いうちには仕事を再開する予定のため収入には不安はないが、やはり何か保険に入っておいたほうが良いだろうか?入るのであればどんな保険が良いのだろうか?とのご相談。

ご不安
 子供を作る予定は無く、持ち家を購入する予定もない。相談者の妻もしばらくしたら再就職する予定なので収入は充分だが、今まで保険に入ったことがなく、説明等を聞いたこともないのでどんな保険に入ったら良いかわからないが、何も無いのも不安。
 ヒアリングの結果、以下の点が具体的な不安として浮かび上がった。
①入院・治療費
最低限のものは掛けておきたい。脳卒中の家系の
ため特に長期の入院が心配。
②葬式代
最低限、2~300万円あればOK。
③老後生活費
老後の公的年金は殆どが国民年金ということもあり、あてに出来ない。夫婦で年間300万円程の生活費を確保したい。

アドバイス
①入院・治療費
ご主人へ「入院費」として日額5,000円の医療保険を提案。不安に感じている脳卒中での入院については、入院が長期化しても大丈夫な様、長期保障タイプのもの。
②葬式代
万が一の場合の250万円の終身保障を上記医療保険に付加。
③老後生活費
老後生活費の必要期間を65歳からの20年間とし、必要額を計算。

・支出
生活費
月25万円 × 12ヶ月 × 20年
6000万円
・収入
給料
月12万円 × 12ヶ月 × 10年
1440万円
公的年金
月8万円 × 12ヶ月 × 20年
1920万円
個人年金
 
総額490万円
小規模企業共済
 
総額750万円
貯金
 
500万円
・不足額
6000万円-(1440+1920+490+750+500)万
900万

計算上の不足額は900万円だが、月12万円の給料など不確定要素もあるためプラスアルファでの目標設定をアドバイス。65歳までに1300万円の貯蓄を目標とした。

著者ご紹介

㈲クレスト代表。ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザー。主に個人の方向けにライフプラン設計や家計診断などを行い、お客様自身が本当に必要だと思える保険を、お客様自身が設計できるようお手伝いをしている。「最低限の保険料で最高の安心を」がモットー。

主担当者コメント
 自営業者はサラリーマンや公務員に比べ公的保障・年金ともに少なめのため、自助努力が非常に重要になってきます。この方は保険こそ未加入だったものの、老後生活費については「国民年金だけでは足りない!」という危機感が元々強くあり、既に個人年金など、ある程度の積み立てを実施していました。
 老後資金設計については、老後生活費として何歳までに幾ら貯めるのか目標を決め、そのために例え少しずつでも積み立てを始めることが重要です。

保険FPからのコメント
 配偶者に収入が見込める場合、万が一時の保障が要らないケースもあります。しかし女性一人が働き続け、老後の生活費まで賄うことは精神的にも肉体的にも大変なことが多いのが現実です。自営業者のような国民年金加入者で子供がいない場合は、万が一の時に全く公的な遺族年金は期待できません。本当にそれでよいのかどうか、(10年以上の婚姻期間があり、世帯主が25年以上保険料を納付している場合は寡婦年金が給付されるが、今回の場合はこの条件を満たさない)万が一に備え、しっかりと検討する必要があります。
 
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